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映画「明日の記憶」その②

あらかじめ、お断り。
これから観に行く人は、映画を観てから読んだ方がいいかもしれません。


印象的なシーンがたくさんあったけど
一番ぐっと来たのは
佐伯(渡辺謙)が学生時代、妻(樋口可南子)とつきあっていた頃に
ふたりで陶芸を習いに行っていた思い出の場所である
奥多摩を訪ねていく、クライマックスのシーン。
妻のことだけは忘れたくないと
妻の名「枝実子」と彫り込んだ自作のカップ(湯飲み?)を持って…。

その場所に辿りつく頃には
佐伯が心に思い出す妻は
学生時代の妻の姿になってしまっていたけれど。

山奥にあるその場所で
かつての師匠である陶芸家(大滝秀治)と火を囲み
その中に持ってきたカップを入れて焼きながらの語り合い。
でも、その陶芸家は学生時代の時すでにおじいさんだったから
本当は今はもう亡くなっていて
これは佐伯の想像なのかな…?

その陶芸家(認知症を患っているらしかった)が
佐伯と酒をかわしながら
「生きていればいいんだよー」と叫ぶ…。
…このメッセージにじーんと来た。

ここで一晩野宿して、翌朝…。
焼き上がったカップを持って山を下りる佐伯。
そこへ、突然いなくなった夫を捜していた枝実子がやってくる。
夫を見つけて安堵した表情で、声をかけようしたとき
佐伯はもう、妻の顔も名前も忘れてしまっていた。
昨日までは、まだ覚えていたのに…。
手には、妻の名前入りの焼き上がったばかりのカップを持って…。

佐伯は、妻とは気づかず
「どうしました?これから駅に行くので良かったら一緒に行きませんか」と声をかけ
(多少セリフは違っているかも?あしからず)
「お名前は?」と尋ねる。

ついに自分のことを忘れてしまった夫を前にして
目にいっぱい涙をためながら、枝実子は震える声で
「枝が実ると書いて、えみこと言います」と答える。
「良い名前ですねぇ…」と佐伯。
ここで耐えきれず…嗚咽する枝実子…。

それでも、「あなた!私よ!私のことがわからないの?」と
けっして夫を責めなかった枝実子の悲しみと夫への深い愛が
せつなくて、いとおしくて、泣けました

こうやって思い出しながら書いていても
また、泣けてきます…。
原作の小説、読んでみようかなぁ…

明日の記憶 明日の記憶
荻原 浩 (2004/10/20)
光文社

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非公開コメント

こんばんは

リンク貼りますよ^^

いいですか・・・?

1番さん…わたしなんかのでも良ければ…末席にでも置いてね…(^^;)
えへへ…テレテレ…

ネット探偵社さんへ
匿名のHNでこのような一方的なコメントを書かれるのは、不愉快だし、残念です。
もし本当に私のことを心配しているのなら、こんなやり方はしないはずです。
たしかに、私はまだネット初心者だし、知らないことの方が多いし
ここで知り合った方との関わりも浅いので
まだみなさんのこともよく知っているわけではありません。
でも、私は人がどう思っているかよりも
自分がどう感じるかを一番大事にしたいと思っています。
例え結果的に傷つくような体験になっても
どんな出逢いも自分自身を豊かにしてくれるものだと思っています。
ネット探偵社さんも、こんな一方的なやり方でなく、
対話できる形で関わってほしかったです。
もう、しないで下さい。


こんばんは

いつもありがとう~~

梅雨に入りましたね~~

(^o^)

いえいえ~1番さん(^o^)
ついに梅雨入りしました~
でも今日は午後から晴れたんで
洗濯物が乾いて良かった~。

おじゃましま~す

こんばんわ^^
今日は、チャットでありがとさん
花火の写真、すごい!!!
あんなに綺麗に撮れるんだと感心しましたよ
また、お話しましょうね^^
プロフィール

きなこ

Author:きなこ
広島県在住。卯年の魚座。0型。生まれはポルノグラフィティと同じ。窓から海が見える家で育ったので海が好き。2014年に故郷の近くに転居。

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