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残しておきたい言葉⑧「原罪とは・・・」
2016/09/04(Sun)
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前回に続き、これも聖書関連の本の中から、たどり着いた言葉

原罪とは何か…

P51から引用

 「原罪というのはキリスト教の用語で、ユダヤ教では原罪と言わないと思います。強いて言えば、生きるべく造られていた にもかかわらず、死を選んでしまった、ということですね。これがぼくの原罪の理解なのです。知恵を得て、死を宿命づけられ、エデンを追われた人間。 エデンならぬ現世では死ぬ者として生きなければならない。この宿命が原罪だと思います。」

人間が自ら「死を選んだ」と言うくだりに、なんだか納得
「選んだ」のなら、引き受けて生きるしかない

クリスチャンの友人から聞いた原罪の説明は、イマイチ納得できなかったけど
この意味なら、胸にストンと落ちた

そもそも肉体を持って生まれてきたら
生まれ落ちたその日から、死に向かって生きていくことになるわけで
友人の言う、イエスの贖いによって永遠のいのちが約束されたとか言われても
まったく、ピンと来ない
肉体が滅びることなく、文字通り永遠に生きられるようになるとは思えない

でも、この「永遠」の意味が、私が思うのと違うのだったら?

聖書はもともとヘブライ語で書かれていた
古代ヘブライ語には過去形がなく、すべて現在形であり物語は横に並んでいた
ところが、時制を持つギリシャ語訳から時間軸が導入され、ヘレニズム流の縦の歴史が始まったそうな

旧約聖書がギリシャ語訳されたとき
①過去を語る文書(律法)
②現在を語る文書(文学)
③未来を語る文書(預言文書)
と、ギリシャ式の時間軸に並べかえられたという

ヘブライ語で読むと、創世記の物語は、過去のことではなく、いまだ終わっていない…ということになる
永遠のいのちの意味も違ってくる

時間軸で考えない、無時間=永遠、という意味なら?

肉体には過去も未来も無く、「いまここ」にしかない
過去や未来は、人間が想像して考えるものに過ぎない

哲学者の池田晶子さんの言う
「死なんてものは、どこにも存在しない」という真理からすれば
死は存在しない=永遠のいのち、ということになるのかなぁ?


原罪の意味についてネットで検索しているうちに、さらになるほど~と思ったのがコレ

まつたけのブログー原罪とは何か?知恵の実とは何か?

まつたけさんの解釈の方が、さらにしっくり来る

原罪とは、自他の分離意識からくる苦しみであり
自意識の誕生により、不安や恐怖、孤独感と寂しさ、恥や怒りといった
あらゆる不幸が生じるようになったのだと…

前回取り上げた、中村うさぎさんの言葉にも通じる

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